会長 原田 正公
熊本市民病院 救急科
このたび、第23回九州高気圧環境医学会の会長を拝命いたしました熊本市民病院の原田正公でございます。2023年8月26日に熊本市の市民会館シアーズホーム夢ホール（熊本市民会館）にて学術集会を開催いたします。本学術集会はこの数年間新型コロナウイルス感染症の流行のため現地開催ができませんでしたが、久しぶりの現地開催を熊本の地で行うことができ、大変嬉しく思います。
本学術集会のテーマは「承前啓後」とさせていただきました。私たちは、常に「現在より良い医療」を目指して努力しておりますが、その「現在」があるのも、多くの先人たちが私たちと同じように「より良い医療」を目指して努力された結果に他なりません。そのような先人たちの努力に感謝と敬意の心を持ちつつ、より良い未来を切り開くために学びを深めるような学術集会を目指したいと思います。
教育講演では山口大学医学部 救急・総合診療医学講座 准教授の藤田基先生には高気圧酸素治療に関するご講演を頂きます。共催セミナーでは久留米大学医学部 環境医学講座 准教授の森松嘉孝先生に環境医学に関するご講演を頂きます。また特別講演として、KMバイオロジクス株式会社 代表取締役社長の永里敏秋様に新型コロナウイルス感染症と不活化ワクチンに関するご講演を頂きます。３つの講演ともに拝聴するのが大変楽しみでございます。
また、学会員の皆様にはお忙しい中たくさんの演題を登録していただき大変有り難うございました。医師による一般演題セッションと臨床工学技士によるシンポジウムセッションをそれぞれ１セッションずつ開催いたします。現地開催ならではの活発な議論をぜひとも会場で行っていただければ幸いです。
前日の8月25日の夜には会場近くで全体懇親会を行います。もしお時間がありましたら前日に熊本にお越しいただき、ご参加いただければ幸いです（事前申込が必要です）。また、会場は熊本市街地にあり、熊本城も非常に近い場所でございます。少しずつ変化している熊本市街地や熊本城などもお時間がありましたらぜひともお楽しみいただければ幸いです。
ご参加いただく皆様にできるだけ満足していただける学術集会を目指して、引き続き準備を進めてまいりますので、会員の皆様におかれましては、ぜひ熊本にお越しいただきますようお願い申し上げます。
2023年７月吉日
（2023.02.08掲載）
この度、第23回の学術集会を熊本の地で開催させていただくこととなりました。
2023年8月26日(土)に、市民会館シアーズホーム夢ホール（熊本市民会館）にて開催となり、鋭意準備を進めております。
学術集会のテーマは「承前啓後」とさせていただきました。私たちは、常に「現在より良い医療」を目指して努力しておりますが、その「現在」があるのも、多くの先人たちが私たちと同じように「より良い医療」を目指して努力された結果に他なりません。そのような先人たちの努力に感謝と敬意の心を持ちつつ、より良い未来を切り開くために学びを深めるような学術集会を目指したいと思います。
2020年以降、新型コロナウイルス感染症の流行のために、多くの学術集会が中止を余儀なくされたり、オンライン開催とせざるを得なくなったりいたしました。この春には新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけも変更される見通しとなっておりますことから、今回の学術集会は熊本の地で開催することにこだわって準備してまいりたいと思っております。
多くの会員・非会員の皆様にご参加いただき、熊本の地で対面による熱い議論を交わすことができることを楽しみにしております。皆様にとって実り多き学会となりますよう、最善を尽くす所存でありますので、多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。